切削加工に用いる機械工具の一種の「超硬工具」。
日本の製造業の発展に超硬工具は欠かせない存在でした。
◇超硬工具とは?
超硬工具は機械を使用して部品の製造をする際に、機械の先端のツーリング部分にチャッキングをして部品を細かく、精密に削るために用いられています。
超硬工具によって製造された部品は、自動車、新幹線、航空機、農機具、建築機器、造船、IT機器、家電、人工衛星等の現代の生活にはなくてはならいものばかりです。
超硬工具は機械の発展と共に製造技術も進歩していきました。
◇超硬工具の素材
超硬工具の製造に用いられる素材は、ダイヤモンドの次に硬い人工金属の「超硬合金」です。
超硬合金は1918年、第一次世界大戦後のドイツでダイアモンドが少なくなったことを受けて開発されました。超硬合金材はP種、M種、K種の3種類あり、それぞれに用途により使い分けます。
◇加工方法
超硬合金を加工するにはダイアモンドの粒を焼き固めたホイールを高速回転をして削っていきます。
超硬合金は硬度が非常に高いため加工が難しく、超硬合金の加工法を身に付けるには10年以上の経験と熟練の技が必要です。
株式会社ツールデザインでは職人の熟練の技を用いた、機械工具を設計、加工をして販売しています。
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